週末の日曜日はAdvanced Course 2022 第2回が行われた。

今回のテーマは麻酔。

麻酔は歯内療法において避けることができない医療行為だ。

まずは受講生の希望を募ると、

下顎孔伝達麻酔

についての要望が多かった。

ということでまずは下顎孔伝達麻酔に関して解説した。

特に手技についてである。

まずカートリッジは引けないといけない。

吸引試験の方法を伝えたがこれはカートリッジに依存するものだ。

そして注射を行う場所の確認を行なった。

それから伝達麻酔を行う。

講義では、キシロカインでもスキャンドネストでもどちらでも聞くという話をしたが実際はどうだっただろうか?

次に下顎孔伝達麻酔、頬神経ブロックの一般的な特徴を説明した。

どこの部位にどのようにして刺入するか?麻痺はなぜ起きるのか?などを解説した。

その後、Hands-onも行った。

そこでは、スキャンドネストで伝達麻酔しているにもかかわらずそれが全員に奏功していた。

その後のCold testでも全員がCold(-)であったことから、スキャンドネストにも使用方法があるのだ、とわかっていただけたと思われる。

午後からは麻酔の一般的な話をしていき1日は終了した。

このテーマで9月にもHands-on Courseを行うがそのコースはすでに満席であるので参加はできない。

Local Anesthesia in Endodontics 2022 満席のお知らせ

が、この話自体をもう来年からはAdvanced Courseに組み入れるのをやめようかと考えている。

年1のHands-on Courseで十分な内容なのかもしれない。

もちろん、受講者から要望があれば組み入れるが…

ということで長い1日は終了した。

みなさん、お疲れ様でした。